衛星テレメータ装置の利用に必要な手続き

(1)事前の打ち合せ(担当教員への相談)
まずVSATの利用計画(必要な台数や仕様、期間、設置条件など)について、担当教員(蔵下 英司)にご相談ください。
担当教員はご連絡いただいた利用計画について、技術的な問題点や全体の機材利用計画上の障害がないかどうか、また地震・火山噴火予知研究協議会の「衛星テレメータ利用ワーキンググループ」の利用指針に沿うものであるかどうかを検討し、場合によっては利用計画の修正をお願いします。特に問題がなければ(2)の衛星テレメータ装置貸出申請に進んでいただきます。
 

(2)衛星テレメータ装置の貸出申請
衛星テレメータ装置(VSAT)を地震研究所から借用するための手続きです。(1)の事前打ち合わせで可能とされた条件に基づいて許可され、機材が貸し出されます。
申請は随時受け付けています。貸出期間は年度毎ですが、年度末に継続利用申請をすることにより複数年度にまたがる利用も可能です。

手続きは、地震研究所 共同利用の一分類である「3.施設・実験装置・観測機器等の利用」に従って進めていただきます。
共同利用Web申請のページ に入り、Step1〜Step3の順で申請を行ってください。 

@ Step1から様式集内にある下記の様式をダウンロードし、必要事項をご記入ください。
  ・ 「様式F-1    共同利用(施設・実験装置・観測機器)申請書」

A 衛星テレメータ装置の利用に対応する共同利用コード及び名称は、「別表F 施設、観測機器、装置等一覧表」の「野外観測機器等」をご覧ください。
  ・ 2020年度 共同利用コード及び名称 「2020-F2-02 移動用地震観測機器(衛星・地上テレメータ装置、地震計、データロガー)」
  ・ 2021年度 共同利用コード及び名称 「2021-F2-02 移動用地震観測機器(衛星・地上テレメータ装置、地震計、データロガー)」
 
B 申請書では、次のような項目の記入をお願いします。
 <記入項目の詳細>
   ・ 申込者 - 申込者のお名前、職名、所属機関・部局名、住所、電話、FAX、E-mailを記入します。
   ・ 共同利用コード及び名称 - 共同利用コードは「2020-F2-02」または「2021-F2-02」、名称は「移動用地震観測機器(衛星・地上テレメータ装置、地震計、データロガー)」です。
   ・ 研究課題名 - 予定している研究課題名を記入します。
   ・ 研究目的及び共同利用内容 - VSAT利用の目的や内容を記入します。
   ・ 地震研究所担当教員 - 「蔵下 英司」としてください。
   ・ 利用期間 新規・継続 - 該当するものを○で囲んでください。年度を越えて利用する場合は再申請をお願いします。
   ・ 備考 - VSATの機種、台数、融雪装置の有無等を記入してください。(例:「白山VSAT1台、0.75mアンテナ、融雪装置付」) その他、特記事項等があれば記入します。

C 記入が済みましたら、Step2より様式をアップロードし申請をしてください。

D 許可通知が届きましたら、担当教員と機材の内訳や配送方法などについて打ち合わせてください。
 

(3)物品借用書と誓約書の提出
機材を貸し出された利用者の方には「物品借用書」を提出していただきます。
また、H28年度より、研究倫理に関する誓約書(様式N-2)の提出が一人一通、必要となりました。他の課題への申請等で既に提出されている場合は不要です。
様式一覧 にある下記の様式をダウンロードし、必要事項をご記入の上、郵送にてお送りください。
 ・ 「様式F-3 物品借用書」
 ・ 「様式N-2 研究倫理に関する誓約書」

 <物品借用書、誓約書の郵送先>
   〒113-0032
   東京都文京区弥生1-1-1 1号館701号室
   東京大学地震研究所 テレメータ室
 

(4)報告書の提出
利用期間終了(次年度に継続利用の場合は年度末)から30日以内に、web申請システムにて機器施設等利用報告書を提出していただきます。
  ・ 「様式F-2 共同利用実施報告書(研究実績報告書)(施設・実験装置・観測機器等の利用)

衛星テレメータ装置(地震観測用VSAT)利用の手引き